1樓:匿名使用者
《心》是夏目漱石短來篇**後期三部自曲中的末一篇。它由"先生和我"、"父母和我"、及"先生和遺書"三個在形式上各自獨立,在內容上又相互聯絡的部分組成。其中,第三部分的"先生和遺書"是**的核心部分,可以說前兩個部分都是為第三個部分的而做的鋪墊和伏筆。
《心》講述的是"先生"結識並愛上了房東家的小姐,同時也贏得了房東太太的好感,但卻因年少時曾受到叔父的欺詐而對他人時存戒心,遲遲不能表白自己的心意。後來,"先生"的好友k住進了房東家裡,也愛上了小姐,直率的k 向好友"先生"表白了自己的心事,"先生"在表面上批評k"不求上進",背地裡卻偷偷地向房東太太提出要和小姐結婚。知道了這一切真相之後的k ,在絕望中自殺了,同時k的死也留給"先生"一生的不安和自責,婚後的"先生"一直無法忘卻k ,他的內心無比的寂寞,終於也走上了自殺的道路。
如何評價夏目漱石和他的**《心》
2樓:巨集聚變
需要說的是,《心》並不是夏目漱石的最高成就,你要考慮到夏目漱石的生活年代。
軍部崛起,國內貧富差距巨大,矛盾不斷,民生困苦,這份憂慮恰恰印證了太宰治在幾十年後日本戰敗後發表的《人間失格》
再加上他對如芥川龍之介這樣的大作家的引薦與提攜讓日本文學得到了巨大的發展這樣的「歷史地位」
他的文字在我讀來清冽凌人,沒有看似綺麗實則虛假的溫暖,沒有高談闊論的大話,給出一個經不起推敲也沒有實踐過,只能在幻想中成立的解決方案,倒不如讓你看那些經過針扎卻慘敗給自己的陰暗,虛偽的案例。實在是讓人不勝痛快。
另外,我想這也是有一個「相性」問題,像我讀法國文學就無感,讀日本文學就共鳴,我也不知為何。也許是自己也曾經思考過那些作家思考過的問題。
夏目漱石的《心》
3樓:匿名使用者
這是一個揹負自責的先生。他和自己的朋友k同時愛上了房東的女兒。他揹著k,先向房東家提了親。
k最後自殺了。幾十年,先生一直活在內心的拷問中。他沉默,逃避世界,討厭世人。
他每個月一個人去給k掃墓。最後,還是在自己內心的絕望中結束了自己的生命。
一直在想,書中先生的厭世是因為什麼。看到最後先生的遺書,終於給了自己一個答案。在自己遭到叔父**的時候,先生也僅僅是對「世人在錢面前的態度絕望了」,而當自己在k面前反覆使用心計,最終k自殺的時候,我想先生是開始討厭自己了的吧。
這樣對自己的厭惡,延伸到世界,延伸到世人。終於還是絕望了的。
可是作者還是留下一點溫存的。作者一直沒有忍心,把愛放在絕望的範圍。無論如何,書中種種平淡的愛在我看來幾乎是逃避世界所有的庇護。
作者以及譯者語言功力都極其深厚。文字的流暢以及平淡中的銳利,都是現在很多作家值得學習的。看夏目漱石的書,讓我想起巖井俊二的電影,溫和卻有力。閉卷之後,如飲一杯綠茶,香味沁脾。
4樓:匿名使用者
夏目漱石在日本近代文學史上享有很高
的地位,被稱為「國民大作家」。他對東西方的文化均有很高造詣,既是英文學者,又精擅俳句、漢詩和書法、繪畫。他的門下出了不少文人(如鈴木三重吉氏,寺田寅彥氏等),芥川龍之介也曾受他提攜。
2023年,他的頭像被印在日元1000元的紙幣上。《我是貓》確立了夏目漱石在文學史上的地位.06年5月東京tbs放送的《我是主婦》中,夏目漱石通過現代的電視劇演繹而復活了。
通過這40集電視劇,多多少少瞭解到了這位文豪的點滴和性格及其生平作品
求~夏目漱石 《心》 中 一句話的原文
5樓:弱弱的問
找到了。確實是夏目漱石《心》中的一句話。
在日文原文第14節末尾,先生與我的交談中----
「かつてはその人の膝《ひざ》の前に跪《ひざまず》いたという記憶が、今度はその人の頭の上に足を載《の》せさせようとするのです。私は未來の侮辱を受けないために、今の尊敬を斥《しりぞ》けたいと思うのです。私は今より一層|淋《さび》しい未來の私を我慢する代りに、淋しい今の私を我慢したいのです。
自由と獨立と己《おの》れとに充《み》ちた現代に生れた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」
6樓:匿名使用者
自己到這個**裡找一找吧
7樓:№斷翼
腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寢た女が、靜かな聲でもう死にますと雲う。女は長い髪を枕に敷いて、輪郭の柔らかな瓜実顏をその中に橫たえている。真白な頬の底に溫かい血の色がほどよく差して、脣の色は無論赤い。
とうてい死にそうには見えない。しかし女は靜かな聲で、もう死にますと判然雲った。自分も確にこれは死ぬなと思った。
そこで、そうかね、もう死ぬのかね、と上から覗き込むようにして聞いて見た。死にますとも、と雲いながら、女はぱっちりと眼を開けた。大きな潤のある眼で、長い睫に包まれた中は、ただ一面に真黒であった。
その真黒な眸の奧に、自分の姿が鮮に浮かんでいる。
我抱著胳膊坐在女子的枕邊,仰臥著的女子平靜地說:我就要死了。那女子的長髮鋪陳在枕上,長髮之上是她那線條柔美的瓜子臉。
白晰的臉頰泛出溫熱的血色,雙脣當然也是鮮紅欲滴。怎麼看也看不出將要死去的樣子。可是,那女子卻平靜且清晰地說:
我就要死了。我也感到,她真的快要死了。於是,我俯視著她的臉再次問道:
是嗎?你快要死了嗎? 那女子睜大雙眼,答道:
是啊,我一定會死。 那是一雙波光流轉的大眼,細長的睫毛包裹著一片漆黑。而黝黑的眼眸深處,鮮明地浮現著我的身姿。
自分は透き徹るほど深く見えるこの黒眼の色沢を眺めて、これでも死ぬのかと思った。それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、死ぬんじゃなかろうね、大丈夫だろうね、とまた聞き返した。すると女は黒い眼を眠そうに睜たまま、やっぱり靜かな聲で、でも、死ぬんですもの、仕方がないわと雲った。
我望著這清澈透底的黑瞳色澤,暗忖,這模樣真會死嗎?然後懇切地將嘴湊近枕邊再問:你不會死吧!
沒事吧!那 女子睜著昏昏欲睡的雙眸,依舊平靜地答道:不,我還是會死的,沒辦法呀。
じゃ、私の顏が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいって、そら、そこに、寫ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。自分は黙って、顏を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
於是我急切地問道:那,你看得到我的臉嗎? 她輕輕一笑,說:什麼看得見看不見,你呀,不就在哪兒嗎? 我默默地從枕邊移開臉龐。抱著胳膊,依舊不解,她真的肯定會死嗎?
しばらくして、女がまたこう雲った。
「死んだら、埋めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて來る星の破片を墓標に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢いに來ますから」
過了一會,那女子又開口說:
「我死後,請你將我安葬。用偌大的真珠貝殼挖一個深坑,再用天上落下的星星碎片作為墓石。然後請你在墓旁守候,我會回來看你的。」
自分は、いつ逢いに來るかねと聞いた。
「日が出るでしょう。それから日が沈むでしょう。それからまた出るでしょう、そうしてまた沈むでしょう。
――赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」
自分は黙って首肯いた。女は靜かな調子を一段張り上げて、
「百年待っていて下さい」と思い切った聲で雲った。
「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに來ますから」
我問她說,什麼時候回來看我。
「太陽升起,又落下,然後再升起,然後再落下……當紅日從東向西,從東方升起又向西方落下這當兒……你能等著我嗎?」
我無言地點點頭。那女子提高了原來平穩的聲調,說:
「請等我一百年。」又用堅決的口氣說道:
「一百年,請你一直坐在我的墓旁等我。我一定會回來看你的。」
自分はただ待っていると答えた。すると、黒い眸のなかに鮮に見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて來た。靜かな水が動いて寫る影を亂したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。
長い睫の間から涙が頬へ垂れた。――もう死んでいた。
我只說了一句,我會等的。剛說完,我那鮮明地映照在黑色眼眸深處的身影,一下子變得模糊不清。宛如靜止的水突然盪漾開來,撩亂了水中的倒影一般,我的身影似乎就要流淌出來的時候,那女子的雙眼磕然閉上。
長長的睫毛間漏出淚水,流到臉頰上……她已經死了。
自分はそれから庭へ下りて、真珠貝で穴を掘った。真珠貝は大きな滑かな縁の銳どい貝であった。土をすくうたびに、貝の裡に月の光が差してきらきらした。
溼った土の匂もした。穴はしばらくして掘れた。女をその中に入れた。
そうして柔らかい土を、上からそっと掛けた。掛けるたびに真珠貝の裡に月の光が差した。
然後,我到院子裡用真珠貝殼開始挖坑。珍珠貝又大又光滑,邊緣鋒利。每挖一下土,月光就射入貝殼的內壁,閃閃發光。
潮溼的泥土氣味四下漂起。很快,坑就挖好了。我將女人放入其中,再輕輕覆上柔軟的細土。
每覆一次土,月光都射入貝殼的內壁。
それから星の破片の落ちたのを拾って來て、かろく土の上へ乗せた。星の破片は丸かった。長い間大空を落ちている間に、角が取れて滑かになったんだろうと思った。
抱き上げて土の上へ置くうちに、自分の胸と手が少し暖くなった。
然後我去撿來掉落在地上的星星碎片,輕輕擱在泥土上。星星的碎片是圓潤的,或許是在漫長的空際墜落時,逐漸地磨去了稜角。當我將星星碎片抱起擱放在土堆上時,覺得胸口及雙手都有了些許暖意。
自分は苔の上に坐った。これから百年の間こうして待っているんだなと考えながら、腕組をして、丸い墓石を眺めていた。そのうちに、女の雲った通り日が東から出た。
大きな赤い日であった。それがまた女の雲った通り、やがて西へ落ちた。赤いまんまでのっと落ちて行った。
一つと自分は勘定した。
我坐在青苔上。抱著胳膊望著圓形墓石,心想,從現在開始我就得這樣等候一百年。這其間,正如那女子所說,太陽從東方升起了。
那是個又大又紅的太陽。然後,又如女人所說,太陽從西方落下去了。火紅地、靜謐地落下去了。
我在心裡數著,這是第一個。
しばらくするとまた唐紅の天道がのそりと上って來た。そうして黙って沈んでしまった。二つとまた勘定した。
不久,嫣紅的太陽又慢悠悠地升起。然後,再默默地西沉。我又在心裡數著,這是第二個。
自分はこう雲う風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い日をいくつ見たか分らない。勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ來ない。
しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。
如此第一個、第二個地默數著,我已記不得到底見到了幾個紅日。無論我如何拼命默數,數不盡的紅日依然不斷地越過我的頭頂。然而一百年依然未到。
最後,我眺望著滿布青苔的圓墓石,不禁想道,我是否被那女人騙了。
すると石の下から斜に自分の方へ向いて青い莖が伸びて來た。見る間に長くなってちょうど自分の胸のあたりまで來て留まった。と思うと、すらりと揺ぐ莖の頂に、心持首を傾けていた細長い一輪の蕾が、ふっくらと弁を開いた。
真白な百合が鼻の先で骨に徹えるほど匂った。そこへ遙の上から、ぽたりと露が落ちたので、花は自分の重みでふらふらと動いた。自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花弁に接吻した。
自分が百合から顏を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。
看著看著,墓石下方,竟然斜斜地長出一根青莖,伸向我,眼瞅著越來越近,竟探到了我的胸前,然後停住。顫巍巍的莖端,一朵看似微微歪著頭的細長蓓蕾,盈盈綻放。雪白的百合在我的鼻尖散發著徹骨的清香。
自遙不可知的天空,滴下一滴露水,花朵不勝自身之重,隨之輕輕搖擺。我探出頭去,吻了一下滴有冰涼露珠的雪白花瓣。當我從百合上抬起頭時,情不自禁遙望了一下高遠的天空,孤單單有一顆晨星閃爍著光芒。
「百年はもう來ていたんだな」とこの時始めて気がついた。
此刻,我才驚覺:「原來已經一百年了」。
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村上春樹 1949年1月12日 日本現代 家,生於京都伏見區。畢業於早稻田大學第一文學部演劇科。村上春樹29歲開始寫作,第一部作品 且聽風吟 即獲得日本群像新人獎,1987年第五部長篇 挪威的森林 上市至2010年在日本暢銷一千萬冊,國內簡體版到2004年銷售總量786萬,引起 村上現象 其作品風格...
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